【紫外線対策】日焼け後のケアは馬油がおすすめ!正しい使い方を紹介
美しい肌や髪を保つための秘訣は、徹底した紫外線対策にあるともいわれています。
しかし、紫外線は室内にも届き100%カットすることは難しいもの。
もしも日焼けをしてしまった場合、日焼け後の肌トラブルから身を守る方法はあるのでしょうか。
実は日焼けした後の肌は、老化の原因となる活性酸素が増え、シミ、シワの原因になることも。
そんな活性酸素除去を外側から助けてくれるアイテムが、「馬油」なのです。
今回は日焼け後のケアに最適な馬油の正しい使い方を紹介しましょう。
Contents
日焼け後のケアが大切な理由
日焼けは、肌が赤くなりヒリヒリするような重度の日焼けだけでなく、日々の生活で少しずつ日に焼けることもあります。
痛みや炎症を伴う日焼けは、冷やすなどの対策をしている人もいることでしょう。
しかし、日焼け後のケアは赤みや痛みがある場合のみ行えばよいかというと、そうではありません。
すぐに症状がでない、日常生活で浴びる紫外線による日焼けでもケアをしなければ、いつかは肌トラブルとなって現れてくるのです。
日焼けに伴う肌トラブルは、光老化と呼ばれ以下のような症状を引き起こします。
- シミ
- シワ
- 乾燥
日焼けを起こすことで人間の体は、活性酸素を作り紫外線から守ろうとする作用がはたらきます。
しかし、この活性酸素は皮膚内部にあるコラーゲンなどの水分も酸化させてしまい肌の潤いを失う原因となるのです。
また、活性酸素にはメラニン色素を作る作用もあるため、多くのシミを作る要因にもなるのです。
日焼け後のケアをきちんと行うことは、体内に発生した活性酸素を減らして肌の調子を整える役割があります。
馬油って?
馬油は文字通り馬から採取したオイルで、他の動物性油脂とは違い不飽和脂肪酸を多く含む天然成分です。
不飽和脂肪酸といえば、魚や植物に多く含まれる物質で、活性酸素除去に効果的とされている成分。
そして、人間の皮脂と馬油の性質が近いため、肌への浸透力が高いことも特徴です。
また、民間療法や漢方の分野で火傷治療などにも使用されている成分です。
皮膚科でも処方されることがあり、敏感肌や乾燥肌の人でも安心して使用できるアイテムとして認知されています。
馬油の特徴
馬油は、長時間かけて熟成させながら不純物を取り除く製法で作られています。
熟成の過程で、比重の軽いものと重いものの3層に分かれます。
一番比重の軽い液状タイプは浸透が早く、ベタつきも少ないのが特徴です。
また、比重の重いクリームタイプはかかとなどの皮膚の厚い部分に使用するのがおすすめです。
高い浸透力
浸透力の高い馬油は、洗顔後すぐに使用することでよい効果を得ることができます。
化粧水や美容液の前に使用することで、肌内部の空気を外に排出し、化粧水などが入る隙間を作る作用があります
抗酸化作用・殺菌作用
馬油を火傷などの患部に塗ることで、外気を遮断し雑菌を付着させない効果があります。
外気と遮断することで、患部が空気に触れずにすむため痛みの緩和にもなります。
また、雑菌の浸入もシャットアウトするため、ニキビ肌タイプの人にも有効なアイテムです。
炎症を沈め、熱を取り去る
一般的な火傷だけでなく、日焼けも太陽による火傷を負っている状態です。
日焼けで赤く火照っている皮膚に塗ることで、炎症を鎮めてこもった熱を排出させる効能があります。
早く炎症を鎮めることで、日焼けや火傷箇所の悪化を防ぎ、水ぶくれなどのトラブルを抑える効果が期待できます。
保温、血液循環促進
馬油は他のオイルと違い、皮膚表面に油膜をはるだけでなく、肌内部まで浸透し潤いを届ける作用があります。
また、馬油には馬セラミドが含まれており、浸透した角質層で水分を補う効果も期待できるのです。
さらに肌の奥深くへ馬油が浸透することで、血液循環促進効果が見込めます。
そのため、頭皮に使えば育毛に、顔に使えばマッサージ効果を感じることができるでしょう。
馬油の正しい使い方
馬油は浸透力が高く、抜群の保湿効果を得られるスキンケア化粧品です。
その効果を最大限に引き出すためには、正しい使い方をするのがコツです。
メイク落としに使用できるという噂も耳にしますが、浸透力の高い馬油でクレンジングを行うと、メイク汚れを肌内部に浸透させてしまう危険性があります。
馬油は必ず、「清潔な肌」に使用するようにしましょう。
馬油でのスキンケアは、以下の順番がおすすめです。
- 洗顔
- 馬油(塗った後5,6分おいて浸透させる)
- 化粧水
- 美容液
- 乳液・クリーム
また、朝のケアでは洗顔前に馬油を使用すると化粧のノリをよくする作用も見込めます。
おすすめの馬油5選
オイルタイプやクリームタイプの2種類が販売されている馬油。
その中でも馬油100%使用の純度が高いアイテムを選ぶのがベスト。
ここからはおすすめの馬油5選を紹介します!
日焼け肌のスキンケアだけでなく、ヘアケアにもおすすめです。
ソンバーユ
出典:https://www.yakushido.com/catalog/
参考価格:2,160円
馬油を日本で初めてスキンケアアイテムとして販売した、梅雲丹で有名な薬師堂の「ソンバーユ」。
馬油といえばコレ!という人も多いのではないでしょうか。
中国から伝わった馬の油の効果に着目して製造を開始し、純度100%で無添加、無香料の製品を作り上げました。
他にも液状タイプやひのき、ローズなどの香りのよいアイテムもラインナップ。
シャンプーや石鹸なども販売しており、全身トータルケアのできるブランドです。
北海道精製純馬油ピュアホワイト
出典:https://shop.junbayu.com/products/detail/5
参考価格:2,160円
北海道で精製された、純度100%の馬油を使用している「北海道精製純馬油ピュアホワイト」。
製造過程で薬品を一切使わない製法で、安心して使用できる商品です。
100gで2,160円という価格で、コスパも◎。
顔や体、パサつきの気になる毛先にも使えるトータルケアアイテムです。
純馬油
出典:https://www.itohkampo.co.jp/products/2318691.html
参考価格:2,160円
気温によって、かたくも柔らかくもなる「純馬油」。
開封後は要冷蔵という、少し珍しいアイテムです。
純度100%の馬油のみを使用した商品で、浸透の早さが特徴です。
すぐに浸透してしまうため、ベタつきもなく潤い感のみを感じることができるはずです。
口や鼻腔にも使用できるアイテムで、花粉症予防に使用している人もいます。
馬油100
出典:https://www.amazon.co.jp/富山薬品-馬油100%/dp/B071XX4QYQ
参考価格:2,200円
純度100%の馬油を使用し、酸化防止剤や防腐剤を使用していない安心の「馬油100」。
天然成分100%アイテムのため、敏感肌の人からも人気の高い商品です。
とても伸びのよいクリームタイプで、ベタつきを抑えながら肌内部から潤います。
少量で広範囲に広がるため、頭皮のスカルプケアアイテムとしてもおすすめです。
若馬の油
出典:https://www.amazon.co.jp/金石衛材-ショウキリュウ-馬油-若馬の油-80ml/dp/B0048C935Y
参考価格:1,620円
上質な若馬の油を使用し、乾燥肌の調子を整えてくれる「若馬の油」。
かかとのひび割れや、手荒れにも効果的で、馬油独特の香りがない使いやすいアイテムです。
成分に含まれているトコフェロール(ビタミンE)には、酸化を防止してくれる効果があります。
日焼け後のデリケートな肌は馬油で保湿しよう
日焼け後の肌は、普段の皮膚の状態よりもかなりデリケートな状態になっています。
そのため、日焼けをした後は肌を保護することを重視したケアがおすすめです。
馬油は、日焼けの炎症を抑え、火照った熱を取り除いてくれる効果があります。
もともと火傷の治療薬として使用されていた商品ですから、その効果はお墨付き。
馬油の不飽和脂肪酸が、体内で発生した活性酸素除去に効果を発揮してくれます。
活性酸素が体に溜まった状態では、シワやシミといった日焼けによるトラブルがそのまま定着してしまう恐れもあります。
馬油は肌の新陳代謝を活発化させ、肌のターンオーバーを促すことで、肌内部にできたメラニンを体外へ排出してくれる効果が見込めます。
また、日焼けによって失われた水分は馬油の持つ馬セラミドで補うことが可能です。
馬油があれば、日常の日焼けも怖くない!
しっかりとスキンケアして、健やかな肌を保ちましょう。
- 紫外線を浴びた体内には、老化の原因となる活性酸素が発生する
- 活性酸素にはシミ、シワなどを作る作用がある
- 馬油は肌内部にある活性酸素を追い出す効果がある
- 馬セラミドの働きで、肌内部での潤いを助ける
- 肌のターンオーバーを整え、メラニンを排出する効果がある