貯金できる人できない人、その違いや特徴って何?蓄えがあると楽な理由
貯金したいのに全然たまらない…
収入があるのにもかかわらず、なぜか手元に残らず結局毎月貯金ができない人は非常に多いです。
でも同じくらいの収入、または自分よりも収入は低いのに貯金額はかなりの額がたまっている。
そんな人はやはり実際に多くいるのも事実です。
ではなぜ貯金できる人とできない人の差は開くのか?
現在貯金が苦手な人でも貯金ができる人の小さな技から盗んでいくことで貯金できる体質に変わっていくことができるのです。
今回は貯金できる人とできない人の比較から貯金しやすくなる方法をご紹介します!
Contents
貯金ができない人の特徴とは
貯金したいのにたまらない!
そんな人がよくやっている行動はやはりあるものです。
給料日が出た日や数日でお金をほとんど使っている
給料が出て、やったー!余裕ができた!やっと遊べる!などと考え、すぐにお金を使っていませんか?
それで給料日前になるとお金がカツカツで苦しい…と嘆く日々。
お金がたまらない人はそもそもお金の使い方が荒い人が多く、本気で貯金をしたいならばそのようなお金の使い方はしないのです。そもそもの計画性のなさが露呈される代表的な特徴です。
借金癖がある
自分の収入で生活が回らなくなると、お金借りれば良いや、カードでローンで買えば良いや、分割で、とすぐ頭がそちらの方に回転しまう方も当然貯金をするのは困難になってきます。
借金やローンはその場しのぎにしか過ぎず、必ず払っていかなければいけないものであり、貯金に回すどころか借金が増えていけば返済で手いっぱいになってしまいより負の連鎖に繋がっていきます。
まず返済があれば完済の目処を必ずつけて、そこから借金することを断たなければそうそう貯金することは難しいです。
衝動買いすることが多い
ふらっとお店を見るだけ、と決めても可愛い洋服や小物を見つけて衝動買い。
ちょっとコンビニ立ち寄って飲み物だけ買おうと思ったら気づいたら1000円以上買ってた。
このように気づいたら何かを買っている、という状態の人は我慢することを覚えない限りは貯金しようにもできません。
また部屋が散らかっている人も同じようなことが言えて、部屋が汚い状態だとどこに何があるかわからなくなり、部屋にあるはずのものを買ってしまったりすることがあります。
部屋の散らかり方もお金の貯まり方には大きく関係してきます。
支出が曖昧
家計簿などをつけていれば大体の支出は明確になってきます。
もちろん家計簿をつけていなくても貯金ができている方は大勢いますがそれはしっかりと自分の支出の感覚がしっかりと備わっている場合であるため
自らの支出が曖昧である内はなんとなーく貯金するのではうまくいきません。
まずは必要な固定費や食費、生活は大体どれくらいだろうか?と今一度自分の生活を見直ししっかり認識する必要があります。
目標金額を具体的に決めていない
月何万貯めよう、一年で何十万貯めよう、という目標金額を具体的に決めていない場合貯金ができないことが多い。
具体的に目標を決めていないと遊びを優先させてしまったりして「今月はお金ないから貯金は良いや」と甘えた生活になりやすいです。
全く貯金がない人ならばなおのことであり、そのような気持ちのままでは一生貯まりません。
途方も無い貯金金額では無理な生活になり苦になってしまうので、まず現実的に可能な貯金額を自分の中で設定し、まずはその目標金額に向かって頑張ること。それが達成されたときに貯金の楽しさを実感できます。
また貯金額にこだわり、一万円単位でと考えながら貯金すると最初は難しい可能性があり
慣れていないうちは小さい額からコツコツ貯めて行く習慣を身につけるとより早く貯まりやすくなっていきます。
貯金ができる人の特徴とは
では逆に貯金ができる人の特徴とはどのような人なのでしょうか?
お金の使い道が明確である
お金が貯まらない人の特徴として挙げた収入の支出が出来ていない人の反対でやはり貯金がある人は自分の収入から出ているお金の使い道をある程度把握している場合が大半です。
家賃、光熱費や携帯代などの固定費はもちろんですが、交友費など変動するものに関してもある程度目安をつけており使える範囲でお金を使っています。
収入に見合った生活を送っていることが多いので、基本的にお金がない!という状態に陥ることも少なく、身の丈のあったお金の使い方をしていることが多いのが貯金ができる人の特徴でもあります。
買い物なども場合も回数や予算などもしっかりしていたり、店と比較して安い方を選んだり計画を持ちながら物欲も解消しているため衝動買いなども少なく、支出計画を考えながら日々動いているからこそ貯まりやすくなります。
貯める仕組みを持っている
自ら貯める貯金だと心の緩みでうまくいかないことが多いですが、
定期積立、投資信託など例えばそのようなもので先取り貯蓄をしている人も多いです。
貯められない人の傾向として、生活費と貯金の口座を分けていないということもあるのですが、基本的には貯金をするなら生活費と貯める場所は分けておくのがおすすめ。
自らの意思ではなく、積立などを利用していくとほぼほぼ強制的に貯金が出来ますのでどうしても意思が弱く貯められない人は利用して行くべきだと思います。
意外とケチでもある
飲み行った時など奢ってくれる人っていますが、付き合って行くうちではありがたかったりします。もちろんそれがダメ!ってことではなく、友好的な関係を築いて行くならお互いにお金の出し合いは必要な時があるので仕方ありません。
ただ貯金ができる人の特徴の1つと言っても良いのが、ケチな人が多いのも事実です。
お金の貸し借りはしない、というのは大事なことではありますが、これは出したほうが良いのでは?という場面でもお金を出さない人もいますよね。
普通なら考えられない場合でもドケチ精神を出す人はやはり貯金額も多額ではあります。
お金優先になってしまっているので人間関係などにヒビが入る可能性もありますからほどほどに余裕を持つべきだとは思いますが、貯金が全く無い人の場合は「ある程度のケチな精神」も少しだけ学んで良いのかもしれません。
お金に執着があるからこそそうなってしまうのかもしれませんが、限度を持ちながらが大切です。
貯金をすると生まれるメリットデメリット
今を生きるだけなら別に貯金しなくてもよい、何て人もいて我慢することなく遊んでその日を充実させるのも確かにその時はよいかも知れません。
でも貯金をすることで生まれるメリットはしっかりありますし、しないことで生まれてしまうデメリットというのもやはりあるものです。
年齢を重ねていけば何かしらトラブルもありある程度の貯金がなければ困ったりすることも、当然あるのです。
1・急な出費に対応できる
貯金があれば安心できる一つの大きな理由として、万が一大きな出費や用事が出てしまった場合にその時にお金がないと対応ができなくなることがあります。
トラブルもなく平穏に生活ができていても、自分の身に何かトラブルがあることはもちろん、車で事故を起こしてしまい故障してしまった、また人に迷惑をかけてしまったなども可能性はゼロではありません。
また生活する上で生活必需品である家電が壊れてしまったり、故障して修理が必要になったなどの場合でも結構大きなお金がかかってしまいます。
また例えば用事などでも観光葬祭なども急に入ったりしますから、お金がなくていけないなんてことも貯金をしておけば防げます。
お金ないからいけない、買えない、払えない。それでは大人としては恥ずかしい部類になってしまいます。
その日暮らしの生活よりも、「いつか使えるようのお金」を確保しておくことで、生活の安心感を手に入れることができます。
2・将来を見据えるために
若いうちは働ければ生活すること自体はなんとかなります。
ですが定年退職したり働き先が見つからなくなれば、残るものは年金生活か、定年までに蓄えてきた貯蓄などのお金のみ。
今が楽しくても将来はどうなるか?それを考えるだけで今貯金がない人は危機感を感じるはず。
貯金があるだけで、心の余裕もできますし、我慢をせずに遊んできた人と計画を持って貯金をしてきた人の老後の生活ではきっと全く変わってくるでしょう。
老後ではなくても、万が一職を失ってしまったりしたら、どうしますか?
貯金も何もない状態では精神的にも大変なことになります。
また現在興味がなかったことでも、いつか将来やりたいと思うことが出てくるようになることがあります。
そんな時必要になってくるのは、やはりお金。
お金が全くかからずにやりたいことってほとんど少ないと思いませんか?
貯金があれば、だいたい何でもできてしまうんです。
3.今は独身でも、結婚して子供が生まれたら
独り身である場合であれば、ほぼ自分の生活のためだけにお金を使えれば良いですよね。
ですが好きな相手ができて結婚して子供ができたら、やはり子供の資金というのは大きくかかってきます。
貯金がなくても結婚をして子供を産む家庭もあり、貯金がなかったら子供を産んじゃダメなんてことはもちろんありませんが、子供を大人まで育てるためには親の責任でもありますし、お金がないと我慢させてばかりの生活になります。
そうならないためにも、いずれ結婚して子供が欲しい!という人は堅実に貯めておく必要が間違いなくあります。
最後に
お金って稼げば稼ぐだけもちろん自分に入ってきますが、使えば使うだけ出て行ってしまうもの。
もちろん貯金することで、我慢することも増えますが、我慢を重ね蓄えが増えていけば安心感はお金が増えていくたびに増していきます。
貯金はしても、お金が増えるか?といえばそうではありませんが、貯金はないものとして捉える感覚で貯金生活を行うと、意外とストレスもたまらずに気づいたらお金もたまっていきます。
でも、やりたいことを我慢しすぎても良くありませんから、お金を使わないことで溜まるストレスを感じない程度に少しづつ少しづつ増やしていけば良いのです。
無理をすると気づいたらまたゼロになってしまった!ってことになってしまうので、縛られず自分のやりやすいルールを設けて貯金生活を楽しめるようにしてみるのが良いと思います。