ダイエットをしても繰り返すリバウンド!太りにくい体質を作るために気をつけたいこととは?
ダイエット経験者のうち半数以上がリバウンド経験があるとされていて、リバウンドとはダイエット後に体重がダイエット前とほぼ同様に戻ってしまったり、それ以上に太ってしまったりすることを言います。
主にリバウンドをしてしまうダイエット方法は短期間で急激なダイエットをしてしまった場合です。食事制限だ代表的だと思いますが、食べないダイエットなどをしていたらそれをやめたほとんど制限もせず前の食事に戻してしまえばそれは当然体重は戻ってしまいます。
痩せた状態を維持するためにはリバウンドしないダイエット方法をしていかないといけません。
なぜならリバウンドを繰り返してしまうことで痩せにくくなってしまうこともあり、年々痩せにくい体質を作っていくだけになってしまいます。
Contents
リバウンドのメカニズム
早く痩せたいからと短期間で無理なダイエットをしてしまうことで、ダイエットをやめた瞬間に気が緩み前の体重に戻ってしまいます。
無理なダイエットは一時的には望み通りの体型を手に入れることができますが、その方法が後々後悔させる方法でもあるのです。
無理なダイエットをすることで脂肪は落ちていきますが、脂肪と共に筋肉も減ってしまいます。
そうなると基礎代謝も減ってしまうのです。
食事制限などのダイエット方法はは、摂取カロリーが極端に減ってしまいます。
そうなると脳と体が異常を感じ、もっとカロリーを摂取させようと働きかけるため体重も元に戻そうとするスピードが速くなります。
基礎代謝が悪いと消費しきれないカロリーが脂肪に変わってしまうため、短期間で痩せようとするようなダイエット方法ではなく長期的な目で見たダイエット方法を実践しない限りは、リバウンドはつきものだと考えたほうが良いかもしれません。
基礎代謝が悪くなるということが痩せにくい体にしてしまうため、食事制限だけのダイエット方法は自ら太りやすい方法をしていると言っても過言ではありません。
リバウンドの原因・リバウンドしやすいダイエット
様々なダイエット方法があり、それぞれにメリットやデメリットが存在しています。
正しい方法で行えば当然体重は減っていきますし、スリムな体作りをすることは可能。
そしてアフターケアをしっかりすることで体型を維持することができますがリバウンドしやすい人の傾向として、極端なダイエットをしてしまった後、すぐに元の生活に戻してしまうこと。
これが一番NGな方法です。
それを踏まえた上でリバウンドしやすいダイエット方法をご覧ください。
食事制限によるダイエットが原因
・断食ダイエット
断食は内臓の動きを休めることができるため良い方法だとされています。
しかし断食であるファスティングダイエットをすることで、痩せにくい体を作ってしまいます。
体が危機感を感じるため、痩せないようにしてしまうのです。
そのため断食ダイエットを止めた直後に普通の食事をとってしまうと血糖値も急に上がってしまったり、余計な栄養分も脂肪へと吸収されてしまう場合があります。
ファスティングダイエットはとても効果のあるものなのでダイエットする際はチャレンジしても良いし体内を整えるためには悪い方法ではないためおすすめはしますが、ファスティングダイエットを終えた後もカロリーの低い食事をしばらくは取っていく方法を取っていないとリバウンドしやすくなってしまいますので注意しましょう。
・糖質カットダイエット
糖質ダイエットはダイエット方法として取り入れられ、効果のあるものです。
しかし極端な糖質カットはリバウンドしやすいダイエット方法の一つでもあるとされているため、正しい方法で行うことが大切です。
まず間食を控えたり、炭水化物を控えたりと極端な偏りにならないようにしていくこと。
ハードな糖質ダイエットをした場合は、すぐにやめるとリバウンドしやすいため、ハードな糖質制限を行った後は緩やかに糖質制限をしていくと体型維持が可能です。
・極端な置き換えダイエット
置き換えダイエットの方法は食事の代わりにダイエット食品であるドリンクなどを取り入れていく方法です。
一食置き換え程度であればそこまで支障はないと思いますが、1日の食事の大半を置き換えしてしまうと栄養バランスが崩れてしまう可能性がああり、体重は落とせても美容良くなかったりもします。
そして我慢できずに間食してしまったりする場合が多いダイエット方法でストレスもたまりやすく体重が元に戻ってしまうのも特徴の一つです。
食事制限によるダイエットは一時的な満足で終わらせてしまうことによってリバウンドしてしまいます。
痩せた!やった!ご褒美に好きなものを食べよう!
これでは自らリバウンドしにいっているようなものです。
食事制限のダイエットが決して悪いというわけではなく、ダイエットを終えた後の自らの行動がリバウンドになっていると考えた方が良いかもしれません。
しかし食事制限によって代謝が減っていくことは否定できませんので、食事制限を行っている場合は運動を合わせて行うと痩せやすい体を作ることができます。
食事制限一本で行い継続することができない場合はリバウンドしてしまう可能性は非常に高いですので気を付けましょう。
急激な運動によるダイエット
運動は筋肉量も上がり代謝の向上につながるためダイエットにも効果的な方法ですが、急激な運動を行ってしまうと呼吸が乱れてしまい、酸素が届きにくくなります。
そうすると脂肪燃焼の効果が薄れてしまうため、本来の脂肪燃焼がされにくくなります。
また激しい筋トレなども筋線維が傷ついてしまい、むくみを引き起こす可能性もあるため、より太って見えてしまうこともあります。
急に張り切ってしまっても継続できないパターンが多いですし、ゆっくりと時間をかけながら筋力をつけたら少しハードなトレーニングを行うのが理想的です。
リバウンドしにくい体づくりをする方法
ゆっくり痩せること
ダイエットをし始めた時は早く痩せたい!という気持ちの方が強いと思います。
しかし急激なダイエットはリバウンドの原因。
早く痩せようとするとストレスの元となりますのでそれが食事をとりたい欲望にも駆られてしまいます。
そのため痩せたくても時間をかけてゆっくりとストレスのないように痩せることを心がけましょう。
急激なダイエットは筋肉力も減ってしまうので体の負担を減らすために焦らずじっくり時間をかけましょう。
過度な食事制限は注意
食事制限ダイエットが悪いわけではありませんので、食事制限を行った後にリバウンドを繰り返してしまう方はあまり食事制限にとらわれずにカロリーを減らすことを意識しましょう。
食事制限は大きなストレスのひとつの原因となりますので、簡単なことからカロリーを減らしてみることから始めると良いでしょう。
食事のカロリー制限に慣れてきたら、少しハードな食事制限を始めて良いかも良いかもしれません。ダイエット生活に体を慣らしていくことが大切です。
そしてカロリーを減らすことも大切ですが、栄養不足だと途中から体重が減りにくくなりますのので、栄養バランスはしっかり考えて摂取していくようにしてください。
運動をして基礎代謝を上げていく
基礎代謝を上げることで痩せやすい体を作っていけます。
基礎代謝が高ければ少し無理なダイエットをしても太りにくくなりますので、栄養バランスをしっかりとることを心がけることはもちろんのこと、筋肉をつけるだけでも代謝は上がっていきます。
ハードな運動はリバウンドする元ですので、定期的に簡単な運動をして代謝を上げていきましょう。
停滞期に断念しない
停滞期は体重が落ちにくく体の変化がないためダイエットをすることを諦めてしまうタイミングのひとつです。
頑張っても減らないからと諦めて食事を多く取ってしまったりする人が多くいますが、これでは何も変わっていきません。
停滞期は長い人でも一ヶ月くらいかかる場合もあり、我慢の時期です。
この停滞期を迎えても諦めずにダイエットすることもリバウンドしない秘訣のひとつです。
最後に
ダイエットをしたらリバウンドはつきものかもしれません。
でもどのダイエット方法がダメでどのダイエット方法が良い、というのは一概には言えず、人によって合うか合わないかも千差万別。
ただし極端なダイエットはリバウンドの元だと頭の念頭には置いておいてください。
太ってしまったのは仕方がないこと。
早く痩せようとする努力は良いですが、健康とリバウンド時のことを考えるならばゆっくりと時間をかけて健康的に正しい方法でダイエットを行っていくと良いでしょう。