美容成分ケイ素で美肌へ!食品とサプリどちらで摂取すると効果的?

「ケイ素」とは、皮膚や血液、髪の毛を構成している成分の1つです。
人の体内では作ることが出来ないモノとして知られています。
ケイ素には、
- 肌を保湿する
- 髪のコシ、ツヤを促す
- 老廃物を出して、デトックスする
といった効果が期待され、美容クリニックでも活用されているほど。
この記事では、そんな「ケイ素」のもたらす美容の仕組み、身近にある「ケイ素」食品、そしてオススメの摂取方法などについて、詳しく紹介していきます。
Contents
ケイ素とは?
「ケイ素」とは、髪の毛や皮膚、爪、血液などを作り上げるミネラルの1種です。
実は地球で2番目に多い元素でもあり、土、植物にも含まれています。
ちなみに、パワーストーンなどで知られる「水晶」は、結晶性のケイ素です。
また、様々な種類が存在していて、コスメ用品や美容外科でもよく活用されている「シリカ」も同じことを指します。
人の身体の中で作ることが出来ない成分であるため、一般的には身体の外部から、「栄養」として取り入れる必要があるとされています。
ケイ素は、20歳を過ぎてからは「どんどん減少してしまう」傾向があるため、より一層、意識的に摂取していく必要があります。
ケイ素の美容効果とは?
「ケイ素」は、人の身体を構成し、健康的で美しくいられるようにサポートする機能があると言われています。
その主な効果について、3つ紹介しましょう。
【効果①美肌】
ケイ素は、肌を美しくするために必須の成分である、
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- エラスチン
などを生成して、より高い効果を発揮するために働きます。
コラーゲンには、肌の細胞同士をくっつける接着剤のような役割をし、肌のハリやキメを整え、弾力性を上げる効果があります。
ヒアルロン酸は、肌細胞の水分をキープしやすくし、肌のうるおいや、化粧のノリが良くなるようにサポートする作用があります。
そして、エラスチンは、コラーゲンの働きを強くしてさらに接着効果を高め、乾燥につながる肌細胞同士のスキマを防ぐ効果があります。
また、「ケイ素」は非常に浸透性の高い成分で、コラーゲンなどを肌へ効率的に届けます。
このため、より一層肌の保湿を守りやすくなるのです。
【効果②美髪】
「ケイ素」は保湿だけでなく、血液中に入ることで血管を柔らかくし、「血液がサラサラと流れやすくなる」効果を期待することができます。
血液は、体内の成分を体中に運ぶほか、古いものを排出して新しい栄養分を取り入れる生体反応、「代謝」をうながす働きも持っています。
この効果は、頭の地肌の血行においても当てはまるのです。
頭の地肌の血流をサラサラにすることで、古く壊れた新しい髪の毛の細胞に、栄養分をいきわたらせることが出来ます。
この栄養分によって、髪の毛の細胞のキメが整い、ツヤやコシのある美しい髪の毛に仕上がりやすくなると言われています。
【効果③デトックス】
「美髪」の項目でも紹介した通り、ケイ素には血液をサラサラに流しやすくする効果があるとされています。
一般的に、血流がスムーズになると、細胞や身体に新鮮な栄養分が運ばれるようになり、細胞や身体の機能も活性化するのです。
具体的な例としては、腸内に行き着いた余分なコレステロール、老廃物などが、便と一緒に排出され、「デトックス作用」が高まると言われています。
上記のデトックス作用により、便通が改善するほか、不要物を身体から排出することで、余分なものを貯めこまず、脂肪を燃焼しやすくする「痩せ体質」になることも期待できます。
また、老廃物に含まれるという「疲労物質」も、一緒に排出できるので、今までの疲れを解消する事にもつながるのだそうです。
ちなみに、この「血行改善」や「デトックス」の効果は、免疫力の向上や動脈硬化の予防など、健康維持にも役立ちます。
【効果④カルシウム効果で健康肌にも】
実は「ケイ素」にはコラーゲンだけでなく、「カルシウム」の働きも強めることがアメリカの研究によって分かっています。
カルシウムとは、骨を構成して健康にするほか、肌を守る「バリア機能」の役割も果たす成分です。
「バリア機能」とは、乾燥や刺激などをバリアする膜を指し、くすみ・シミなどの肌トラブルを防ぎます。
また、肌細胞に入ってきた異物が原因で起こる、湿疹や赤みなどの防止にも役立ちます。
ケイ素はどうやって摂取するの?
ケイ素は安全性が高い成分であるため、下記のような飲食物から摂取できるといわれています。
- 食品
- サプリ
- シリカウォーター
食品の場合は、さまざまなものに含まれていますが、特に穀類、野菜、海藻などの、植物に多い傾向があるようです。
サプリは、「ケイ素」成分を集中的に凝縮し、錠剤の形に変えています。
健康を保持するため、特定の成分を抽出して、凝縮しているものであり、時短で確実に摂取できるタイプです。
「シリカウォーター」は、いくつかの美容外科や、ネットショップなどでひそかに注目を集めている、水溶性珪素入りの飲料水になります。
いくつかの会社で販売されており、中には活性酸素除去効果のある「水素水」とケイ素を掛け合わせた、「水素入りシリカウォーター」というものも存在します。
既製品も何種類か存在しますが、最近は自宅で気軽に楽しめる「シリカウォーターサーバー」もあるそうです。
自分にあった摂取方法を選ぶことができるのも、「ケイ素」の良いところですね。
ケイ素を含んだ食品一覧
前の項目でも振れたとおり、ケイ素をふくんでいる食品は、昔から食べられてきた植物性の食品が多いようです。
その中でも、以下の食品には特に多く含まれています。
【ケイ素を多く含む食品一覧(100gあたり)】
- キビ(500mg)
- ジャガイモ(200mg)
- 小麦(160mg)
- キビ(500mg)
- 青のり(62mg)
- トウモロコシ(20mg)
- アスパラガス(18mg)
- ラディッシュ(21mg)
上記食品は、少なくとも未調理の状態では、トップクラスレベルのケイ素が含まれていると言われています。
また、一覧に乗っている食品ほどではありませんが、お茶(ほうじ茶、緑茶など)、アサリ、鶏肉、カボチャ、イチゴ、干しブドウなどにも豊富に含まれているそうです。
ケイ素を含んだ一般的なサプリの含有量
サプリに含まれるケイ素の含有量も、メーカーや製品によって多少のバラつきがあります。
例えば、比較的含有量が多い場合は、1粒につき約40~60mg含まれています。
一方で、どちらかと言うと少量である場合は、1粒あたり10~20mgほど含まれており、1回につき2~3粒の摂取が推奨されているようです。
販売されているものの多くは、1粒あたりの含有量が多いタイプはどちらかと言うと高価で、含有量が少ないタイプはリーズナブルになっています。
ケイ素を摂取するにはどちらが効果的?
現在、ケイ素を摂取する方法で人気があるのは「食事」と「サプリ」です。
一方で、どちらの方が効果的に摂取できるのか、また「ケイ素」そのものをお手軽に摂取できるのか。
気になるところですよね。
この項目では、ケイ素を摂取するうえで、オススメの方法について詳しく紹介していきます。
人がケイ素を必要とする1日の摂取量
一般的に、人の身体は1日につき10~40mgほどのケイ素を消費するそうです。
消費の量の幅が大きい理由は、個人の体の大きさや、生活習慣によって異なるためと言われています。
ただし、最低でも1日に10mgは消費してしまう傾向があり、この分を補い、不足を防ぐためには、1日20~30mgのケイ素を摂取する必要があるそうです。
食品とサプリどっちで摂取するのが効果的?
ケイ素を摂取するなら、食品とサプリ、どちらが効果を発揮しやすいのでしょうか。
結論から言えば、「サプリ」の方が効果的であると言えるでしょう。
前述した食品の「ケイ素含有量」は、一般的に未調理状態での含有量です。
このため、加熱を始めとした、何らかの調理加工をしてしまうと、
- ケイ素の成分が壊れる
- 体内への吸収率が下がる
といったデメリットを生じる可能性があると言われています。
一方でサプリは、「ケイ素」の成分を抽出し、吸収しやすい「錠剤」の形に変えたものです。
このため、ケイ素の栄養そのものを、ダイレクトに吸収しやすいと考えられています。
また、サプリの場合は、「ケイ素」が飲める形で完成しており、あとは好きなタイミングで飲むだけでOKという、時短メリットがあるのも特徴的です。
以上より、栄養の吸収率や手軽さから、ケイ素は食品よりもサプリで摂った方が、より高い効果の発揮が期待できるのです。
ケイ素サプリで効率的に美人になろう!
「ケイ素」は、美肌や美髪、デトックスに効果的で、美容業界で活用される成分です。
そんなケイ素を摂取する方法としては、以下の3つが主流。
- 食品
- サプリ
- 水
その中で、もっとも気軽で効果的に摂取できるのは、サプリです。
「ケイ素」成分を集中的に抽出して、凝縮、錠剤の形に変えた能率的な健康食品で、更にタイミングを選ばずに飲めると言ったメリットも持っています。
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「身体がちょっと元気ないかも…」
そんな時は、ケイ素のサプリを活用して、美肌&元気になっちゃいましょう!