たった5秒で菌を99.9%除去!子供に安心のおすすめ除菌スプレー
インフルエンザやノロウイルスなど、ウイルスの感染予防は徹底したいですよね。
もしも感染しまったら、症状に苦しむだけでなく子供たちに移ってしまう可能性もあります。
感染を広げないためにも、普段の生活の中できちんと予防策をとることが大切。
そこで取り入れたいのが、ウイルス予防に効果的な除菌スプレーです。
今回はインフルエンザやノロウイルスに有効な除菌スプレーの種類、除菌スプレーの作り方を解説します。
さらに子供にも安心なおすすめ商品も紹介するので、ぜひ参考にされてください。
Contents
除菌スプレーでウイルス感染を予防
感染症や食中毒を予防するには、ウイルスに感染しないように対策をとることが大切です。
除菌スプレーは吹きかけるだけでウイルスを取り除くことができるため、手軽にウイルス対策をしたい方におすすめのアイテムです。
ウイルスによって使う製品を変えよう
ウイルスといってもその種類は多く、除菌スプレーの成分によって効果のあるウイルスと効果のないウイルスがあります。
除菌スプレーを選ぶときには、どのウイルスに効く製品かをチェックして、目的に合わせて使い分けることが大切です。
インフルエンザに有効な除菌スプレーは?
インフルエンザの感染経路は、「飛沫感染」と「接触感染」の2つがあります。
- 飛沫感染⇒感染している人のくしゃみや咳によって感染する
- 接触感染⇒感染している人のツバや鼻水が付着した手を介して感染する
接触感染は、感染した人のツバや鼻水が手に付着している状態で、ドアノブやつり革などを触れることでインフルエンザウイルスが広がっていきます。
ただ手で触れただけでは感染しませんが、口や鼻、目など粘膜に触れて、体内に入ることで感染します。
感染を事前に防ぐためのマスクや手洗いなどに合わせて、除菌スプレーで効果的にウイルスを取り除きましょう。
アルコール消毒
インフルエンザに効果的なのはアルコールでの消毒です。
ウイルスにはエンベロープ(脂肪やたんぱく質でできた膜)があるウイルスと、エンベロープがないウイルスがあります。
アルコールはこのエンベロープを壊してダメージを与えることができるため、エンベロープのあるインフルエンザウイルスに有効です。
アルコール濃度は70%程度が最適といわれているので、消毒液の成分表示をチェックして購入しましょう。
キッチンで使うなら、食品にかけても安心な天然成分の発酵アルコールや醸造用アルコール配合の除菌スプレーがおすすめです。
ノロウイルスに有効な除菌スプレーは?
乳幼児から高齢者まで感染することのあるノロウイルス。
感染すると急性胃腸炎を引き起こし、腹痛や下痢、吐き気などの症状が現れます。
ノロウイルスに汚染した貝などを食べることで感染(経口感染)することが多く、飛沫感染や接触感染によって広がることもあります。
感染した人の便や嘔吐物が付着した場所には特に注意が必要ですので、トイレや手が触れる場所を除菌スプレーで清潔にしておきましょう。
また、トイレ後や食事の前などは除菌スプレーで手を消毒しておくと安心です。
次亜塩素酸ナトリウム
エンベロープを持たないノロウイルスは、アルコール系の除菌スプレーで消毒しても効果が不十分とされています。
そのため、ノロウイルスには塩素系漂白剤や食品添加物原料として使用されている「次亜塩素酸ナトリウム」で消毒するのが効果的です。
ウイルス以外にもカビなどの消毒に有効なので、上手に活用すれば掃除に役立てることができます。
市販の次亜塩素酸系除菌スプレーも販売されていますが、家庭用塩素系漂白剤に水を混ぜてスプレーを作ることができます。
トイレの便器やドアノブなどを消毒する時には、成分濃度5%の家庭用塩素系漂白剤を250倍に希釈して使用しましょう。
ただし、次亜塩素酸ナトリウムは刺激の強い成分のため、人体に使うことはできません。
また、床や便器の変色や割れなどが起こる可能性もあり、酸性の物質(クエン酸や塩酸、酢など)と合わせると塩素ガスが発生するため、使用の際は注意しましょう。
手作り除菌スプレーならコスパも◎
トイレやキッチン、ダイニングなどさまざまな場所で気兼ねなく使うには、市販の除菌スプレーでは費用がかかってしまうことも。
ドラッグストアで手に入る無水用エタノールを使ってコスパのよい除菌スプレーを作ってみましょう。
除菌スプレーの作り方
【用意するもの】
- スプレーボトル
- 無水エタノール:70ml
- 精製水:30ml
【作り方】
無水エタノールと精製水をスプレーボトルに入れてよく振って混ぜれば完成。
エタノールはアルコールの一種の成分で、無水エタノールと消毒用エタノールがあります。
無水エタノールは純度99.5%なので、消毒に最適なアルコール濃度70%程度になるように精製水で希釈しましょう。
自分の好きな香りをつけたい時には、無水エタノールをスプレーボトルに入れた後に、お好みの精油を10〜20滴ほど足します。
よく振って混ぜたら精製水で希釈し、さらによく振って混ぜればOKです。
スプレーボトルの中にはアルコール類が入れられないものもあります。
アルコール製剤用のスプレーボトルを使用するか、ガラス製、ポリエチレン(PE)・ポリプロピレン(PP)製のスプレーボトルを選びましょう。
【エタノールを扱う時の注意点】
- 火気にに近づけない
- 革製品、ニスの塗ってある家具など、変質・変色の可能性のあるものには使わない(フローリングにも注意)
- 換気の良い場所で使う
- 揮発性が高いためしっかり密閉する
- 直接触らない
購入した無水エタノールの注意書きをしっかりと読んで、安全な環境で作りましょう。
エタノールが苦手な人はクエン酸を使って
エタノールを使いたくないという方には、クエン酸を使った除菌スプレーがおすすめです。
クエン酸は除菌効果が高く、水垢や石鹸カス、尿汚れなどのアルカリ性の汚れを落とすのに向いています。
また、アルカリ性のアンモニア臭に効く消臭効果があるため、トイレの消臭剤として使用することもできます。
【用意するもの】
- スプレーボトル
- クエン酸:小さじ1/2
- 精製水:100ml
【作り方】
スプレーボトルに精製水とクエン酸を入れてよく振って混ぜます。
香りをつけたい時には、精油を1〜2滴入れてよく混ぜれば完成。
すぐに使い切る場合や掃除用に作る場合は精製水の代わりに水道水を使ってもOKです。
トイレ用、キッチン用のお掃除スプレーとして活用してみましょう。
除菌のやり過ぎに注意しよう
除菌スプレーはウイルスを撃退するために活用できるアイテムですが、過剰に使いすぎると免疫力が低下してしまう場合があります。
体には悪い菌だけではなく、病原菌から守る常在菌がいるため、必要な菌まで取り除いてしまうことがあるからです。
また、市販の除菌スプレーや柔軟剤、芳香剤などに含まれる化学物質が原因で、頭痛や吐き気、めまいなどの症状が起こる「化学物質過敏症」が問題になっています。
ウイルスの感染を予防するには除菌スプレーは効果的ですが、除菌のやりすぎには注意しましょう。
そして商品を選ぶときは、人気商品だからと安心せずに、安全性をチェックすることを忘れないでくださいね。
ウイルスを瞬殺!子供にも優しい自然由来の「ケイ ブランシュ」
価格:1,200円(税込)・送料432円(税込)
内容量:200ml
食品メーカー「キューピー」が作ったこだわりの除菌スプレー「ケイ ブランシュ」。
白身に含まれる「リチゾーム」に着目し、除菌力のある「ノロクリアプロテイン」を配合しています。
食品由来成分100%の除菌スプレーのため、キッチン掃除や食器、お弁当箱の除菌にぴったりのアイテムです。
除菌効果も高く、キッチン用洗剤を使った後に残った菌も吹きかけるだけで約5秒で除菌が完了します。
公式サイトから注文できる「毎回2本お届け定期コース」なら、送料込み価格10%オフの2,160円(税込)で購入できます。
ドアノブや子供のおもちゃ、洗面所などいろいろな場所にも使いやすいので、キッチン用、部屋用と分けて使いたい人にもおすすめです。
公式サイト>>キユーピーの除菌スプレー【K Blanche】
つらい感染症から子供たちを守る除菌スプレー
つらい感染症から子供たちを守るには、手洗いやうがいを徹底し、免疫力を高めるために生活習慣を整えることが大切です。
基本的な予防策をしっかりと行った上で、除菌スプレーもプラスしてみましょう。
今回紹介した除菌スプレーのタイプや効果、おすすめ商品を参考にして、毎日の健康維持に役立ててみましょう。
- インフルエンザウイルスにはアルコールが効果的
- ノロウイルスには次亜塩素酸ナトリウムが有効
- エタノールやクエン酸を使ってコスパのいい除菌スプレーが作れる
- 除菌のやりすぎには注意が必要
- 子供にも優しい除菌スプレーがおすすめ