視力低下によって起こる原因と症状・今すぐできる視力回復の方法、予防と対策まとめ
物が見えづらくなってきて、視力低下で悩んでいる方は多いでしょう。
そんな視力について詳しく知っていますか?
低下してしまった原因は一体なんなのか?
また低下してしまった視力を回復することはできるのか?
気になる視力について様々な豆知識をご紹介します!
Contents
視力と度数の仕組みについて
目が良いか悪いかは、視力が良いか悪いか、という考え方で判断するのが普通ですよね。
視力の数値は「1.0」が平均的。
視力が落ちたな、と思うと眼科や眼鏡屋さん等で視力を測り度数を図ってもらいますよね。
検査でよく見る上下左右どちらかが開いているものを「ランドルト輪」といいます。
またその他の機械で検査をして視力検査をして出た結果が、度数になります。
表示は「+1.00」や「+2.00」で表します。
視力と度数は完全に同じになるわけはなく個人によって数値は異なってくるため、
視力がこの数値だから度数はこれくらい…と決めつけることはできません。
そのため、視力はわかっていたとしても、眼鏡などを作る際は度数の測定が必要になってくるのです。
また、プラスとマイナスの度数がありますが0より数字が離れていくほどレンズの度数が強いです。
そして視力にも種類が何種類かあるのを御存知でしょうか。
・遠見視力
・近見視力
・裸眼視力
・矯正視力
・片眼視力
・両眼視力
・動体視力
・静止視力
一般的に視力というピントの度合いのことを言うように思いますよね。
しかしいくつかの動きや見え方を含め、これを総じて視力と言います。
視力低下の原因は一体なに?
日本人の多くは、遠くが見えづらくなる近視の目です。
しかし近視になる原因は、ハッキリと解明されているわけではありません。
視力が悪くなる原因としてされているのは「遺伝」「環境」のふた通りが多いと言えます。
遺伝での視力低下
この遺伝的要素はとても高く、親から子へ遺伝していきます。
はっきりとしたことは明らかにはなっていませんが、子供の時から視力が低下していく場合、遺伝的要素が高いかもしれません。
環境での視力低下
ゲームやパソコン、読書などによる長時間の目の使用で視力低下になる人が多くなっています。
このように同じ姿勢で同じ作業を続けたり、近くで見続けたり、このようなことが近年の近視の低年齢化の原因とも言えます。
大人になってからの視力低下はこの環境や生活によってだと考えられます。
そして上記以外でも「病気」「精神的」なものがあります。
病的なものでの視力低下
様々な病気により視力にも影響が起きて視力が低下することがあります。
ただ単に視力が低下しただけではなく、目の不快感や見え方がぶれるだけではなくおかしいと感じたら何かしらの病気を抱えている場合も少なからずあります。
精神的なものでの視力低下
心因性のもので視力が悪い状態のことを「心因性視覚障害」と言います。
眼や脳には異常がないために、メガネやコンタクレンズを使用しても改善されないと言われています。
この障害は原因が不明とされており、その他の症状を伴うこともあります。
目がかすむ…視力低下によって起こる症状
よく目を細めるようになったり、文字や物が見づらくなってきた…
前は見えてたのにだんだん見えなくなってきてしまった。
そう視力に違和感を感じた時は目の状態が悪くなってきたサインです。
そして視力低下によるものや目の異常や症状はどんなものでしょうか?
・見づらくなる
・ぼやけて見える
・目がかすむ
・まぶしく見える
・ものが二重に見える
・まくがかかったように見える
このようにただ見づらくなってきただけならば視力が悪くなってきただけとも考えられます。
また視力低下により、物を見ることに集中することによって目の疲労にもつながります。
回復したい!視力矯正手術ってどうなの?
今ではメガネやコンタクレンズを使用せずに視力を良くする方法があります。
視力矯正手術で一般的に有名なのは「レーシック」かと思いますが、
近年では「フェイキックICL」などもあります。
レーシック
レーシックは角膜を削って蓋を作り、レーザーを角膜に照射して屈折率を調整することによって視力を回復させる手術です。
現在では毎年十数万人の人が受けるほど人口が増えました。
左右の視力が激しくても矯正出来る上、手術時間も15分前後と短いため負担が少ないです。
レーシックの成功率は99%以上であるとされていますが、後遺症などを抱える方も0ではありません。しかしほとんどの人は何の支障もなく、メガネやコンタクトレンズからの生活から解放され
楽に生活できるようになっています。
まれに起こる後遺症として
ドライアイ/光がまぶしい/見えすぎてしまう
などがあります。
医師としっかり相談することが大事です。
かかる費用は病院によって様々。
保険外治療となってしまうため、費用の幅が生まれます。
大体の目安として15万~30万程度の費用で手術が受けられます。
フェイキックICL
フェイキックという矯正手術を聞いたことがありますか?
フェイキックは角膜を削らずに小さなレンズ(有水晶体眼内レンズ)を目の中に挿入して、視力を回復させるといった新しい視力の矯正手術法です。
レンズを挿入といってもコンタクトのように手入れが不要であり取り外しの必要がないため「永久コンタクトレンズ」とも呼ばれます。
角膜を削らないため、不正乱視の発生を抑えることができ、質の良い視力がえら得ると言われています。
近視、乱視の度数にも関係なく手術を受けることが可能で、強度の近視の方も視力が維持できます。
レーシック法が不適だった方はこちらの方法であれば受けることが可能なことが高く、見え方の質も綺麗なため、レーシックをした後視力が低下してしまった人が再度このフェイキック手術を受ける場合もあるそうです。また復元手術も可能なのでリスクが低いのが特徴。
基本的には一人一人にあったレンズを使用しって手術を行うので安定性はあるものの、北マレにずれてしまうこともある。その場合はレンズサイズを交換する必要があります。
かかる費用はレーシックよりも相場は高め。
病院によっても異なり、片眼か両眼によっても違います。
大体の目安として40万~100万程度の費用がかかります。
視力矯正手術を受ける際は、自分にあった手術方法を選ぶことが重要です。
それぞれのメリット・デメリットをよく理解した上で考えてみてはどうでしょうか?
視力低下を防ぐためにしっかり予防しよう
視力の低下は遺伝でない以外は日常生活によって予防できます。
難しくても意識して行うことで、進行の低下を防ぐことはできます。
規則正しい生活で予防
睡眠は目を休めホルモンを分泌しますのでしっかりとした睡眠時間を取ることが大切。
またなるべくパソコンやスマートフォンを見る際は距離を少し離して見ることを心がけ、時折休憩をして長時間見ないようにしましょう。
正しい姿勢で予防
椅子に座る際、床に足をぴったりつくようにして深く腰をかけて背筋を伸ばすようにする。
目を温めて予防
ホットタオルなどで目を温めると疲れ目を改善することができ、視力低下にもつながります。
市販で売られてる温めてくれるアイマスクなども効果的です。
目の体操で予防
眼球を上下、左右に各1分ほど動かします。
その際目だけを動かすように意識。
その後両目をゆっくり回してみましょう。
またまばたきをして目の乾燥を防ぐことも大事です。
食べ物で予防
ブルーベリーは目にはとっても良いんです。視力低下や目の疲れなど予防することができます。
またうなぎやレバーに含まれるビタミンA、亜鉛が含まれる牡蠣なども目には効果的。
摂取するのが難しい場合はサプリを取り入れるのも手かもしれません。
また落ちてしまった視力を回復することはできるのか?
目の悪い人は少しでも良くしたいと一度は思ったことはあるはずです。
視力回復・改善方法
■目の周囲の血行を良くする
■毛様体筋のトレーニングを行う
■視力回復のツボ押しを行う
これらは継続することが大事です。
良くなったかも?と思っても、一時的に行っただけで改善されることはありません。
最後に
視力低下は生活習慣から来ている場合がとても多い。
低下しすぎてしまうとなかなか元に戻すのは難しいもの。
自分自身が気をつけることで軽減、進行を防げるものは実行していくことが大切です。
手術も今では多くの人が経験していますので
視力が悪すぎてなんとかしたい、メガネをかけたくない人は一度調べて病院に行って話だけでも聞いてみることをオススメします!