難消化性デキストリンの効果は?飲み方のタイミングは食前がおすすめ
食後の血糖値上昇を穏やかにする効果がある「難消化性デキストリン」。
健康食品やトクホ飲料にも配合されている成分で、安全性も確立されているものです。ダイエット食品としても注目の難消化性デキストリンの効果や飲み方について解説します!
Contents
難消化性デキストリンって?
難消化性デキストリンは、とうもろこしのデンプンを原料として精製された食物繊維のこと。
白いサラサラとした粉末状のもので、水に溶けやすく耐熱性があります。難消化性というのは、“消化吸収をしない“という意味があり、一昔前には価値のない栄養素と考えられていました。
しかし、近年いくつもの生理機能があることがわかり、第6の栄養素として重要性が認知されたのです。
難消化性デキストリンは、食物繊維が不足しがちな現代人のために、手軽に摂取できるよう開発されたもの。
消費者庁の特定保健用食品への関与成分として認可されており、ダイエット食品やトクホ飲料の約30%にも加えられている食品素材です。難消化性デキストリンは、ネット通販やコストコなどの外資系スーパーで購入することができ、筆者も3年ほど前から愛用しているひとりです。
3つのスゴイ効果
難消化性デキストリンには、3つのスゴイ効果があります。
健康のためにバランスの良い食事をとることは重要ですが、忙しい現代人にとって難易度が高めですよね。脂質や糖質の多い食生活を送る人に、有効な効果が期待できる商品なのです。
整腸作用で便秘解消
1つ目の嬉しい効果は、便秘で悩む女性に嬉しい整腸作用です。
水溶性食物繊維系の難消化性デキストリンは、水分を溜め込む性質があり、便のカサを増やして排便をスムーズにする作用が見込めます。
また、腸内環境のバランスを整える性質もあり、摂取した50%ほどが腸内細菌のもととなります。そのため、便秘だけでなく軟便や下痢にも効果があるといわれています。
食物繊維といえば、必要なビタミンやミネラルの吸収を阻害すると思われていた時期もある栄養素。
しかし、難消化性デキストリンは低粘度質で腸内細菌になりやすい食物繊維です。
他にも、難消化性デキストリンには大腸でミネラルの吸収を高める効果があることもわかっています。
血糖値の上昇を緩やかになる
難消化性デキストリンは、炭水化物の多い食事と一緒に摂取することで、血糖値の上昇を穏やかにする作用があります。
炭水化物を一気に摂取すると、血糖値が急激に上昇してインスリンを過剰に分泌します。そのインスリンの効果により一気に血糖値が下がることで、空腹感を感じたり糖尿病のリスクを高めることになります。
難消化性デキストリンの効能によって、炭水化物をゆっくりと吸収して、食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。
しかしこの効果は、炭水化物の多い食事と一緒に摂取した場合のみで、空腹時に摂取しても血糖値にほとんど変化は見られないとされています。
メタボを改善できる
難消化性デキストリンのスゴイ3つ目の効果は、食後の中性脂肪の上昇を抑える効果です。
中性脂肪とは、人間が活動するために必要なエネルギー源ですが、蓄積しすぎるとお腹周りにつく内臓脂肪へと変化します。
メタボの原因にもなる中性脂肪が増加しすぎることで、脂肪肝や肥満などの原因になることがあります。
日々の運動などで中性脂肪の蓄積を防ぐことができますが、運動習慣の改善は難しいもの。そのため、脂肪分の多い食事を摂取する場合には、難消化性デキストリンと一緒に摂取するのがおすすめです。
1日の摂取量は?
ダイエット効果のある難消化性デキストリンですが、たくさん摂取すればするほど良いという訳ではありません。
海外では副作用の心配がないため摂取量の上限は設けていない成分ですが、飲み始めや多く摂取した場合には、人によってむくみや便秘といった症状が出ることがあります。
基本的に1食に対して5〜10g程度が適量とされ、1日あたり15〜30gほどに留めるのが良いでしょう。厚生労働省が定める食物繊維の摂取目安量は、成人女性で18g以上とされています。
他の食品からも食物繊維は摂取しますので、食事内容や体調に合わせて摂取して下さい。
おすすめの飲み方
難消化性デキストリンは、空腹時に摂取しても良い影響を受けることができない成分です。
食事や間食の時に摂取することで、ミネラルの吸収を高めて炭水化物や糖質の吸収を穏やかにします。
食事前に水分に混ぜて飲む
難消化性デキストリンは、食前に水分に混ぜて飲むのがおすすめ。
コップ1杯程度の水に、難消化性デキストリンを5〜10g程度加えます。混ぜなくても自然と溶けるので、放置しておいても大丈夫です。
難消化性デキストリンは、水だけでなくお茶やコーヒーに溶かしてもOK!
食前にコップ1杯の水を飲むことは、満腹感を高めてダイエット効果に繋がります。難消化性デキストリンの炭水化物ブロック機能もあるため、ダイエットするなら食前がおすすめです。
食事に混ぜる
外食時など、食前にコップ1杯の水を飲むのが難しい場合には、食事に溶かして摂取しても良いんですよ。
難消化性デキストリンは、ほのかに甘みを感じる程度の粉末。
そのため、汁物などに溶かしてしまえば、味への影響もほとんどありません。
また、少しでも水分のあるものなら振りかけるだけで難消化性デキストリンは溶けてくれます。炒め物やパスタなどに、直接ふりかけるのも良いでしょう。
サプリで摂取するなら「おなか革命」 参考価格4,000円1ヶ月分30粒入り
出典:https://onakakakumei.com/
不足する食物繊維を補いながら、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる難消化性デキストリン。
毎日の習慣として摂取するなら、サプリで補給するのがお手軽です。腸内環境を整え、免疫力アップも期待できる「おなか革命」にも、難消化性デキストリンが配合されているんです。
おなか革命は、オリゴ糖や大豆イソフラボンをはじめとする、腸内環境を整える菌活サプリ。日本成人病予防協会も推奨する、健康な腸づくりに必要な栄養素がつまった商品です。
今回紹介している難消化性デキストリンには、体に不要なものをキャッチして排出する効果があります。そのため、美腸づくりには欠かせない成分でもあるのです。難消化性デキストリンを食事のたびに溶かして準備するのは面倒という人にも、おなか革命なら1日1粒でOK。
便秘解消やアレルギー対策など、症状に合わせて1日あたり1〜3粒服用するのがおすすめです。
おなか革命で難消化デキストリンを摂取しよう
難消化性デキストリンは、食物繊維不足を改善するアイテムですが、単に「食物繊維がとれる!」という成分ではないことがポイントです。
食事の際に摂取することで、血糖値や中性脂肪の上昇を緩やかにして炭水化物の吸収を穏やかにする作用があります。
しかし、トクホの飲料は一般的な水やお茶に比べて価格が高く、毎食1本飲むのはコスパが良いとはいえませんよね。また、難消化性デキストリンは粉状で、持ち歩きが不便というデメリットもあります。
そのため、難消化性デキストリンはサプリメントを活用するのがおすすめです。
おなか革命には、難消化性デキストリンに加えて腸内環境を整える成分もたっぷり配合。人気の糖質制限や、炭水化物ダイエットの強い味方になる商品です。
- 難消化性デキストリンは、不足しがちな食物繊維を補う食品素材
- 難消化性デキストリンを食前や食中に服用することによって、炭水化物の吸収を穏やかにする
- 難消化性デキストリンには、血糖値の上昇を緩やかにしたり腸内環境を整える効果がある
- 水に難消化性デキストリンを溶かして準備するのが手間な場合は、食前にサプリメントで補うのがおすすめ
- おなか革命には、難消化性デキストリンだけでなくオリゴ糖など腸内環境を改善する栄養素が配合されている