【肌断食】ニキビ・肌荒れにさよなら!何もしないスキンケアのやり方

「毎日ちゃんとスキンケアをしているのに、乾燥したりニキビができたりする…」
そんな辛い肌トラブルの時には、あえての「肌断食」がおすすめです。
肌断食とは、スキンケアもメイクもしない美容法のこと。
化粧水もコスメも使わずノーメイク状態でいることで、肌本来が持っている免疫力が回復し、肌荒れの無い・キメ細かな肌になることが期待できます。
実は、形成外科医・美容アドバイザーも推奨のケア方法で、体験者からは「ニキビが消えた」「肌のキメが整った」といった口コミも多く寄せられている大注目のスキンケア方法です。
本記事では、そんな肌断食の効果や、正しいやり方について詳しくご紹介していきます!
Contents
肌断食とは?
肌断食とは、毎日スッピンで過ごす・夜のスキンケアはしないなど、怠慢にも思えるちょっと大胆なスキンケア方法のこと。
化粧水などの基礎化粧品から、アイシャドウ・リップ等のコスメ。
さらに、日焼け止めまで極力使用しないよう定められています。
このように化学物質を避けることで、素肌の免疫力を高め、乾燥しにくく荒れない、キメ細やかな肌への生まれ変わりが期待することができます。
形成外科医の宇津木龍一さんが提唱したことがきっかけで、業界人による多数の本も出版。現在でも、日々多くのメディアで取り上げられ続けています。
肌断食の目的や効果
どうして綺麗になるためのスキンケアをやめると肌が元気になるのか。
正直、気になるトコロです。
ここでは、そんな肌断食の目的や効果を詳しくご紹介します。
目的
肌断食の目的は、「肌が元々持っている、正常な機能を取り戻す」こと.
しかし、化粧水や乳液などのスキンケア製品はなぜいけないのでしょうか?
基本的にスキンケア製品は、一気に保湿・バリア効果が上がるとても便利なものばかり。
しかしその裏では、ほとんどの化粧品・スキンケア製品には「界面活性剤」「防腐剤」「保存料」を含有。
さらには栄養過多によって、肌の免疫機能が乱れて、肌荒れしてしまうこともあることが分かっています。
このほか、顔の汚れを取る洗顔料の使いすぎも危険。
洗顔料はメイクを落とすものですが、成分の洗浄力が高すぎると、「必要な皮脂」まで洗い流してターンオーバー機能を下げてしまうことも…。
しっかりスキンケア対策をしているのに、全然肌が回復しない!
という人は、「肌断食」が必要かもしれません。
また、スキンケア製品の栄養過多は、以下のような「おブス肌」の原因となることも…
・ハリやツヤがイマイチになる
・角栓ができやすくなる
・毛穴の黒ずみや広がりが目立つ
・シミ・しわが濃くなる
こういった肌にストレスを与える成分の摂取を取りやめて、、肌を休ませることで健康な肌機能へと導くことが、「肌断食」の最大の目的となっています。
効果
「目的」で少しふれたとおり、肌断食には過剰な栄養・刺激物の摂取を避けることがポイントです。
栄養や刺激物を控えた肌は健康的な状態へと回復していきます。
そして、肌の本来持っている免疫力やバリア機能を高めることで、荒れることの無いうるおい美肌へと整っていきます。
また、素肌のキメやうるおいが整うと、スッピンでも過ごしやすくなるため、負担をかけるファンデーションの使用が減ることも期待できます。
肌断食の種類
肌断食には、3つの種類があります。
【1】本格肌断食
【2】夜だけプチ断食
【3】週末限定断食
それでは、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
【1】本格肌断食
本格的な肌断食とは、化粧品とスキンケア製品、両方の使用を日常的に止めることです。
肌に負担をかけない生活を習慣にすることで、細胞の栄養状態を整えて、すこやかで美しい肌へと導きます。
【2】夜だけプチ断食
夜だけのプチ断食とは、夜のスキンケアだけ止めること。
日中のメイクはOKです。
ただし、化粧品を落とす時のクレンジング剤使用は禁止。
洗顔料かぬるま湯で、やさしく肌を洗い上げる必要があります。
【3】週末限定断食
週末限定の肌断食とは、金曜日の夜~日曜日の夜と、短期集中で行うタイプのこと。
金曜の夜に洗顔料かぬるま湯で化粧品を落としたら、日曜日の夜まで化粧品・スキンケア製品を使うのは禁止です。
美容アドバイザーの佐伯チズさんが提唱したことで、人気を博したスキンケア方法でもあります。
肌断食の正しいやり方~種類別~
肌断食は、正しい方法で行わないと、失敗してしまうことが多いスキンケア方法です。
美肌になるために行った「肌断食」のせいで、ボロボロになってしまっては前途多難。
そうならないためにも、洗顔の回数やメイクの落とし方、期間についてきちんとマスターしておく必要があります。
この項目では、肌断食の正しいやり方についてご紹介します。
本格肌断食
本格的な肌断食をする時、化粧品・化粧水を一切使ってはいけません。
その代わりに、朝・夜それぞれ1回ずつ、シンプルな無添加石鹸で肌を洗顔します。
ただし、肌断食中にも外気で肌が乾燥してしまうことはあります。そんな時は、「ワセリン」で保湿をしましょう。
「ワセリン」とは、石油を蒸留することで発生したモノ。
皮膚科治療でもちいられる安全な保湿剤で、肌断食中に唯一使ってよいクリームです。
もし肌の乾燥が気になったら、ワセリンを米1粒分だけすくい、皮膚に伸ばして保湿するようにしましょう。
プチ断食
夜だけプチ断食は、化粧品の使用以外は本格派とほぼ同じ。
朝と夜に1回ずつ、無添加石鹸で洗顔をします。
メイク落としについては、肌への負担が少ない洗顔料、あるいはぬるま湯で落とすのがおすすめです。
ぬるま湯で落とす場合は、35度程度のお湯を使い、こすらないよう気を付けましょう。
週末限定の肌断食
週末だけの肌断食は、金曜日の夜から始めます。
この時のメイク落としは、負担の軽い洗顔料かぬるま湯を使うようにしましょう。
最後に、無添加の石鹸で顔を洗ったら、金曜日のスキンケアは完了です。土曜日・日曜日は、朝・夜それぞれ1回ずつ無添加石鹸で肌を洗い上げます。
ここまでが、週末限定の肌断食です。
もし、月曜日に化粧品のノリが良くなったと感じたら、週末断食は成功したと言えるでしょう。
肌断食をもっと知りたい!
肌断食の種類について詳しく分かりましたね。
それでは、さらに正しい知識を身につけるべく、肌断食の正しい期間、ファンデーション事情や使用しても良いスキンケアアイテムについて、深堀していきましょう。
肌断食の期間について
まず肌断食は、1度始めたら出来るかぎり毎日続けることが大切。
この理由は、1日~3日、あるいは1週間では、積み重ねてきた肌の機能が回復できないからです。
また肌が健やかで正常に機能している状態は、習慣にする必要があります。
とは言え、肌の乾燥が気になったり、ケアが必要になるこもあるでしょう。
そんな時は、いったん肌断食を控えて様子を見ましょう。
肌断食中のファンデーション
夜だけ断食・週末断食をする場合は、どうしてもメイク落としをしなければなりません。
このため、「ミネラルファンデーション」を使うことが推奨されています。
ミネラルファンデーションとは、ミネラルを多く含み、無添加石鹸で洗い流すことができる数少ないコスメ。
肌断食中でも使うことの出来る、数少ない化粧品の1つと言われています。
肌断食マスクで、もっと綺麗に!
肌断食中に使える、数少ないスキンケア・アイテム「肌断食マスク miyabist」。
医療現場で使われるシリコーンと、「遠赤外線マイナスイオン発オーガニック鉱山パウダー」によって作られた美顔マスクです。
被ると遠赤外線が皮膚を温めて、皮脂腺から「老廃物」を排出。
コレステロールや脂肪、くすみなど、余計なものを押し出します。
使い方は簡単。お湯を張った浴槽で温めたmiyabistを、10~15分ほど被るだけです。後は、マスクの中でパウダーが顔の余計なモノをスッキリと流し、美肌・小顔へと導いてくれます。
どうしても肌を放っておかなければならない肌断食中は何も付けず、逆に余計なモノを流し出すことが、最適なスキンケア方法とされています。
肌断食の注意点
【紫外線対策】
肌断食中の無防備な肌が注意しなければならないのは、「UV(紫外線)」。
アメリカでは「肌が老化する原因の80%」というデータもあり、今もっとも注意しなければならない物質の1つです。
とは言え、日焼け止めには化学物質がふくまれており、塗るのは基本的に禁止です。防ぎたい場合は、以下の方法を取るようにしましょう。
・帽子をかぶる
・長そでの服を着る
・日傘をさす
もし、どうしても長そで・日傘・帽子ができないときは、ワセリンを使った日焼け止めで紫外線対策をするのがおすすめです。
【肌荒れが起こることも】
肌断食を行って初めに起こる可能性が高いのは、「肌荒れ」です。
この肌荒れには、
・肌が生まれ変わるサイン
・肌が危機を感じているサイン
この2つのタイプがあります。
ただし、基本的にはどちらのサインなのかは、皮膚科医以外には判断が付きにくくなっています。
自分の素肌を守るためにも、調子が悪いと感じたらすぐに控えるようにしましょう。
あえて何もしない!肌断食でうるツヤ美肌に
何もしないスキンケア・肌断食はいかがでしたか?
便利ですぐに保湿可能な化粧品・スキンケア製品は、多すぎる栄養・刺激物によって、美肌からかえって遠ざけてしまう可能性もあります。
そんな状態から回復するには、あえて何もしないことがポイント。
肌本来の免疫力や保護力を高めることで、健康的な美肌がゲットできるようになりますよ。
普段のスキンケアに効果を感じないときは、ぜひトライしてみてくださいね!
まとめ
・「肌断食」とは、メイク・スキンケアを控えること
・化粧品や化粧水による、栄養・刺激物の摂りすぎを防ぐことができる
・肌が本来持つ免疫機能を整えて、美肌力を高める ・肌断食は、本格・夜だけ
・週末の3種類 ・肌断食中のケアは、「付ける」ではなく「出す」
・肌断食マスク・miyabistの活用もおすすめ
・肌断食中の紫外線予防は日焼け止めではなくファッションで!
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