ブリス菌の歯磨き粉で大人の虫歯予防!気になる効果や副作用とは?
食後にしっかり歯を磨いても出来てしまう虫歯。
実は従来の歯みがきだけでは、約60%の汚れしか落とすことができません。
日本は、先進国の中でも特に虫歯が多い国とされ、30歳までに虫歯を治療した歯は1人あたり平均10本で、45歳頃までには半分近くの歯が虫歯になるといわれています。
みなさんは虫歯になりにくい子供たちが持つ“ブリス菌”をご存知ですか?
世界一の予防歯科先進国スウェーデンで、歯磨き粉やガム、タブレッドなどの商品に広く使用されています。
今回は、歯科業界も注目している“ブリス菌”を使った最新の歯磨き粉の効果や気になる副作用はあるのか徹底解説していきます。
Contents
そもそもブリス菌って何?
聞き慣れないブリス菌ですが、どのような効果があるのでしょうか?
ブリス菌は、世界でたった2%の生まれつき虫歯になりにくい子どもたちが持つ菌から開発されました。
人の口内には元々、善玉菌や悪玉菌といったさまざまな細菌がいて、悪玉菌が増殖すると虫歯になりやすくなります。
ブリス菌は、善玉菌が優位になるように口内フローラを整え、同時に天然の抗菌物質を作り出すことで、虫歯の原因となる病原菌を除去してくれます。
ブリス菌の危険性や副作用はある?
もともと人間の口の中から見つかった善玉菌であり、乳酸菌やビフィズス菌などと同様に危険性や副作用はありません。
日本では、残念ながらまだ特許を取得していませんが予防歯科先進国のスウェーデンや米国、イギリスなど世界19カ国がすでに特許を取得しています。
ブリス菌に関しての論文も世界中で発表され、その効果や安全性は世界的に広く認知されています。
また、アメリカで最も安全とされるバイオセーフティのレベル1の細菌として登録されており、ブリス菌は安全性が高く安心できる菌といえるでしょう。
ブリス菌の種類や効果とは?
「虫歯予防効果がある」と最近話題のブリス菌。
効果の高いブリス菌は「BLIS M18」と「BLIS K12」の2種類です。
それぞれの特出した効果について調べてみました。
BLIS M18
BLIS M18には主に以下のような効果があります。
- 虫歯を予防
- 歯石の付着の予防
- 虫歯の出来にくい口内環境に整える
BLIS M18は虫歯の原因になるミュータンス菌やラクトバチラス菌を除去し、虫歯ができにくい口内環境を作ります。
BLIS K12
K12には主に以下のような効果があります。
- 口臭予防
- 歯垢を除去
- 口内浄化
K12は口内の善玉菌を増やし、悪玉菌のはたらきを弱めることで臭い物質や歯周病菌を抑制し口内環境を整えます。
【BLIS M18】が虫歯予防に強い理由
BLIS M18が虫歯予防に効果があることが分かりましたが、いったいどのようなメカニズムなのでしょうか?
ブリス菌の持つ3つの働きをみていきましょう。
虫歯菌を減らす物質を作る
BLIS M18はさまざまな病原菌に効くサリバリシンA、9、MPS、Mという4つのバクテリオシンを産生します。
これらは抗菌活性を持っていて、口内の病原菌や虫歯菌を抑えることで虫歯を予防する働きがあります。
それはBLIS M18だけがもつ優れた効力なのです。
歯垢を分解できる
BLIS M18は、デキストラナーゼと呼ばれる酵素も産生します。
この酵素は、歯のエナメル質や象牙質を破壊する歯垢の分解を助ける効果があります。
酸で歯が溶けるのを防ぐ事が出来る
虫歯は口内の酸によって歯が溶け、破壊されることで発生します。
BLIS M18が産生するウレアーゼという酵素が、口の中の酸を中和して、歯を溶けにくくします。
ブリス菌を配合した歯磨き粉とは?
最新の虫歯予防として、今注目のブリス菌ですが、日本でもブリス菌配合の唯一の歯磨き粉「ブリアン」が話題になっています。
それでは、ブリアン歯磨き粉とはどういった商品なのでしょうか?
大人ブリアン
出典:http://otona.kodomohamigaki.com/brian/at/index.php?referer=at2asp&atnct=brian_0100kfxg00ay7y-f827450aa17451121a894ab9c1e05a2f&rmai=M9X5LVqE.af_at_otona&_ebr=5d70wdinz.1528610139
ニュージーランド発の虫歯・口臭予防の生きた乳酸菌歯磨き粉ブリアンは、オーラルケア商品を取り扱い、歯科医である代表自らが商品開発に携わるウィステリア製薬株式会社から発売されました。
何度も繰り返す大人虫歯の改善のために作られた歯磨き粉です。
ブリアンの特徴
ブリアンは、水や熱に弱いブリス菌が生きたまま口内に届くように、粉末状で1回分ずつ小分けされた歯磨き粉です。
虫歯予防成分であるBLISM18とBLISK12を配合し、むし歯予防だけでなく、口臭や歯周病も同時に予防します。
粉末状の細かい粒子が歯と歯の間の歯垢や汚れをしっかり取り除き、ブリス菌が虫歯菌などの病原菌を除去することで虫歯が出来にくい口内環境を整えてくれます。
毎日ブリアンで口内ケアをすることで、大人虫歯をしっかり予防することが出来ます。
正しい使い方
ブリアンは食後に2~3包が目安となっています。
【使い方】
- ブリアンを小皿に出します
- 歯ブラシを少し水に濡らします
- ブリアンをつけて約3分ほどブラッシングします
- うがいはせず、唾液を出すだけでOK
口の中の健康を保つためにブリス菌は1日20㎎が必要です。
そのため効果を感じてもらうためには1日2包以上を使ってください。
開封後は固まりやすいので早めに使いましょう!
※ 品質上固まっても問題はありません
ブリス菌配合の歯磨き粉で大人の虫歯を予防しよう
いかがでしたでしょうか?
“従来の歯磨き粉では虫歯の予防や改善は完璧には出来ない”
これにはとても衝撃ですよね。
日本人は「虫歯になってから治療をすればいい」と考えがちですが、虫歯になる前に予防することが何より大切です。
ブリアン歯磨き粉が気になる人は、公式サイトから是非詳しい内容をチェックしてみてください。
また、大人ブリアンだけでなく、子供用歯磨き粉“子供用ブリアン”も販売されています。
子供にとっても、虫歯を予防することはとても大切です。
いつまでも自分の歯で、健康に過ごすためにもブリス菌配合の歯磨粉で大人の虫歯を予防しましょう!
- ブリス菌は口内フローラを整え、虫歯になりにくい環境をつくる
- ブリス菌はもともと体内にある菌のため危険性や副作用はない
- 予防歯科の先進国スウェーデンなどではブリス菌はすでにさまざまな商品に使われている
- ブリアンは日本国内でブリス菌配合の唯一の歯磨き粉